ナンジャモンジャ?
今回の雑学はちょっと気楽に、珍しい樹木を紹介したいと思う。
「ナンジャモンジャの木」という木をご存じだろうか?
検索エンジンなどで検索するとかなりヒットする単語である。
非常に珍しい木であるが、実は我が家から歩いて5分ほどのところにもこれがある。
しかも、普通見ることの出来ない大木である。
少し解説しよう。と、いっても植物は全くよくわからんので、この木のあるところにあった
パンフレットのコピーの写しだが。
○ヒトツバタゴ(ヒトツバタゴ属)Chionanthus
retusus
別名:ナンジャモンジャ(落葉高木)
日本では愛知県、岐阜県、対馬にだけ自生する珍木のひとつ。
大きなものは高さ25〜30mにもなる。
樹皮は灰褐色。葉は対生し、長さ4〜10pの長楕円形。
5月、本年枝の先の円錐花序に白い花を多数つける。
雌雄異株。
花冠は4深裂し、裂片は長さ1.5〜2pの線形。
果実は長さ約1pの楕円形で黒く熟す。
用途:庭木、公園樹
分布:本州(愛知・岐阜県)、九州(対馬)、朝鮮、中国、台湾
一番最初の写真を見てもらえばわかると思うが、自動車や家に比べても
非常な大木である。これだけの大木は、ネットやテレビでも見たことがない。
これが一面に白い花をつける様は圧巻である。
(撮影日は2001年5月5,6日)
身近に隠れた名所があったものである。