聖闘士聖衣神話EX バルゴのシャカ(Origina Color Edition)
2014年11月1日、毎年恒例となったフィギュアの祭典・魂NATTION2014に行ってきた。曇り時々雨という生憎の空模様だったが、問題はそれ以前にあった。
実は直前にひどいうつの落ち込みがあり、ほとんど身動きできない状態だったのだ。最悪行けないことも覚悟した。
それでも前日には何とか回復に持ち込み、行くことが出来たのは嬉しかった。
ただ、去年のことで気がかりだったのは、また今年も中国人転売屋が長蛇の列を作り、買い占めを行ってしまわないかだった。
そのため前日は早く寝て、当日は12時半に起きて朝4時46分の始発電車で秋葉原に向かった。
気温は低くないが、雨がぱらついていて憂鬱な感じに拍車をかけた。
ところが、今年は違った。いつものような長蛇の列はなくせいぜいその半分か三分の一くらい。しかもまだ6時前なのに物販用のリストバンドを配布していた。
列に並んでも耳障りな中国語は聞こえない。あっけにとられるほど簡単に順番は来た。まだ朝の6時過ぎだった。
今回は携帯電話による電子チケット制をとったのが功を奏したのかもしれない。丁度予約を取ったときはガラケーで、その後9月19日にiPhone6に機種変更したのだが、無事にチケットは受け取れた。
チケット会社にアクセスしてログインすると、携帯電話にQRコードが送られ、それを画像として保存しておくとそれが入場券の代わりになるというものなのだ。
最初は有効性を疑問視していたのだが、こうも容易く転売屋対策になるとは驚いた。6時過ぎに9時20分の回のリストバンドが手に入るなんて去年は考えられなかったものだ。
物販に並んだときの誘導も実に行き届いたもので、経験値というのは侮れないなと思ったものだ。
そして今回買ったのが聖闘士聖衣神話EXバルゴのシャカ〜Original Color Edition〜だ。
まずパッケージはこんな感じ。
都会の夜景をバックにしてとはなかなか珍しいデザインである。
そして、早速中身を出してオブジェ形態に組んでみた。
レオのアイオリアと同じように明るさを押さえた金色一色でカラーリングされている。
またこれもアイオリアと同じく前垂れの部分のパーツが通常版ではただ単に差し込んでいて外れやすかったのだが、上から溝ににスライドさせる方式に変えられている。
ただ、あまり使い勝手は良くなく非常にはめづらい上、外れやすさはあまり変わらないのでもう一考願いたいところである。
通常版と並べて撮影してみた。
奥の方が通常版である。OCE版と較べて明るい金色なのがわかる。またこの写真ではわからないがバックルやマスクの一部に赤く彩色されている部分がある。
次に素体を比較してみる。
右が今回発売されたOCE版である。アンダーウェアがブラウンから白に変わったほかアイプリントも原作のものに準拠している。
髪の色も若干色が濃いようだ。
それではいよいよ聖衣の分解装着である。
右がOCE版である。落ち着いた金色の聖衣に白いマントが似合う。
表情も多数用意されている。
上から、通常顔(目瞑り)、微笑み顔(目瞑り)、叫び顔(目瞑り)、通常顔(開眼)、叫び顔(開眼)である。開眼時のアイプリントは原作に合わせているようだ。
もちろん手に持ったヘルメットも被せることが出来る。
十二宮編ではこの姿で星矢、紫龍、瞬、氷河を圧倒した。
”もっとも神に近い男”バルゴのシャカが良く再現されていると思う。
座禅を組んだポーズも再現可能。