聖闘士聖衣神話 ジェミニのサガ(冥衣・黄金聖衣)

今日は朝やたら早く起きてしまったものの、日中寝るわけにいかない。生活リズムが狂うとまた過眠や不眠に落ち込んでしまうから。

かといって少しばかり風邪を引きかけていて、以前に内科のお医者さんにもらっていた抗生剤や、炎症止めを飲んでいるので、表に出る気も起きない。

外は温かいくらいだが、まだ風は少し冷たそうだ。

昼前にバンダイに電話して、部品を送ってくれた『聖闘士聖衣シリーズ・眠りを司る神ヒュプノス』についてまた一悶着があり、また新しく部品を送ってくれるというところにまでなりそうだったが、午後3時頃担当者から電話があり、「ひょっとするとここはこう組み立てるのでは…。」という指摘があり試したところ、無事にオブジェ状態を作ることが出来た。

すぐにもらった部品はゆうパック着払いで返却した。中に「大変お手数をかけました。親切丁寧な対応ありがとうございました。」というメモを入れて、お詫びの印に送ってきたハンカチもそもそもはこちらの手落ちだったのだから同封して返した。

それにしても、担当者がサンプルまで持ち出していじくり回し、組み立て方がわからないものなんて難しすぎますよ(^^;)。聖闘士聖衣神話シリーズも以前とは比べものにならないほど進化して、フィギュアに装着したときの可動性と、オブジェ状態に組み替えたときの美しさが両立するようになってきていますからね。
これからもいろいろなものが商品化されるでしょうが、どんどん進化していくでしょうね。

そんな進化の最先端を垣間見たのが、今日日中組み立てていた、ジェミニのサガ(冥衣)です。

マクロレンズで撮影したオブジェ状態はこんな感じ。


一見不気味な冥衣だが、黄金聖衣の状態を非常によく踏襲してあって、それが冥界の宝石のように黒紫色にデザインも鋭角的にアレンジしたもので、非常によくできている。

アリエスのシオンも、カプリコーンのシュラも、アクエリアスのカミュも、元黄金聖闘士の冥衣は劇中では一度もオブジェ状態にならないし、黄金聖衣とは形も少し変わっている。

元黄金聖闘士の冥衣のオブジェ状態は、聖闘士聖衣神話シリーズの開発者達がアニメや原作をモデルにしたり、黄金聖衣の分解装着図を参考にしたり、あるいは完全にオリジナルの解釈で作ったものである。

例えばこのジェミニの冥衣のマスクは、原作・アニメとも小脇に抱えるどころかまったく持ってきていない。
これなどは黄金聖衣を元にした完全なオリジナルと言えよう。

そしてこれが分解し、フィギュアに装着したときの姿がこれである。

マスクは先ほど述べたようにオリジナル。全体に黄金聖衣よりも戦闘的でとげとげしい感じである。
特に並べてみるとよくわかる。
次の写真がそれである。

右が黄金聖衣のサガ、左が冥衣のサガである。
冥衣のサガの方が髪の色が濃く、精悍な感じである。
また冥衣の肩や腰の部分には、プラスティック製の可動関節フォールディングジョイントが使われ、黄金聖衣よりはるかに広い可動域を持つ。


黄金聖衣のサガもせっかくマクロレンズがあるのだから顔をアップで撮影してみた。

どこか憂いを潜めた表情が何ともいい。黄金聖闘士の中でも最強ランクの実力者で、必殺技『ギャラクシアン・エクスプロージョン』は銀河の星々さえ砕け散らせる。

一方冥衣の方の顔のアップはこれ。

ちょっとしたから見上げる角度になってしまったが、髪の毛の色も濃くなり精悍さを増した表情をしている。
アテナのためとは知りつつ、心に慟哭の血の涙を流しながら、シュラ、カミュとともに十二宮に乗り込みアテナの命を狙う。

ハーデス十二宮編の終わりで星矢達にアテナを託して、朝日の中で塵となって消えていったが、嘆きの壁を破壊するときには十二人の黄金聖闘士の一人として集結する。
なおサガがマスクを被っているのはその時の原作の時の一回きりである。

今日は一日フィギュアをいじっていて充実なひとときを過ごせたと思う。
寝不足で風邪。正直身体はきついがそれなりに過ごし方があるのだと思う。

聖闘士聖衣神話シリーズを中心にデジタル一眼で写真を撮影することが今の僕にとっては何より息抜きになると思う。
大好きなキャラクターが、日本の高い技術力で立体化されるのは嬉しいものである。

おまけ
せっかくもと黄金聖闘士の冥闘士が三人揃ったので、ポーズを付けて記念撮影してみました。

三人揃ってポーズ♪


ジェミニのサガ・ギャラクシアン・エクスプロージョン。


アクエリアスのカミュ・ダイアモンド・ダスト。


カプリコーンのシュラ・エクスカリバー。