聖闘士聖衣神話EXスコーピオンのミロ
現在このコンテンツを書き始めたのは2012/11/03午前3時過ぎです。この秋一番の冷え込みで目が覚めてしまったようです。
さて、今回紹介するのは聖闘士聖衣EXスコーピオンミロ。実はかなり前に発売されていたんですけれどもいろいろと理由があって、なかなかレビューを書けなかったんです。
11月1日にバルゴのシャカの記事を書いた時に、「黄金聖闘士も6人と半分出そろいました。」と書きましたが、その時点でフィギュア館にあった神話EXの黄金聖闘士はシャカも含めて5人でした。
実はサガ、アイオリア、ムウに続いてリリースされていたスコーピオンのミロがずっとレビューされていなかったんですね。
ブログには何点か写真を載せたのですが、何となくタイミングを逸してしまったというか、今まで放って置いたのですが、さすがにそろそろ書かないとまずかろうと思って今書いています。
とりあえずお約束のパッケージから。
さそり座の黄金聖闘士スコーピオンのミロ。十二宮編では氷河と死闘を演じ、ハーデス十二宮編ではムウ、アイオリアとともに活躍した聖闘士です。
そのさそり座の黄金聖衣のオブジェ形態はこんな感じです。
シャープなスタイリングが特徴の格好の良い聖衣です。これも例によって神話のものと比較してみます。左が神話、右が神話EXです。
まず一回り大きくなって堂々とした感じがあります。それから特に目立つのがはさみの大きさです。
神話よりも大きくなっていますが、実はこれはオブジェ形態専用に差し替えたものです。
神話EXでは全体的にスタイリッシュに手足の聖衣パーツが小型化されているのですが、そうなるとスコーピオンの黄金聖衣の場合、オブジェ形態にした時にはさみがとても小さくなってしまい、迫力に欠けるのでこのようなスタイルになったと思われます。
神話の時の「何が何でも聖衣を完全に差し替え無しでオブジェ化する」というこだわりを捨て、柔軟な発想になったのは一つの進歩ではないかと思います。
次に素体の比較をしてみます。同様に左が神話、右が神話EXです。
実はこの写真を撮影していなかったんですよ(^^;)。なんだか一旦聖衣を装着させちゃったら改めて外して取るのが面倒で。
それがレビューが遅れた理由の一つなんです。
素体自体は他の神話EX同様、頭身が良くなり、顔の造形も良くなっています。
ただミロの場合、神話が比較的後期に商品化されたことがあり、すでに顔の造形などはもともとかなり良くなっています。
僕の主観的な見方かもしれませんが、美形揃いの黄金聖闘士の中でも、もっともハンサムな部類に入ると思います。
また神話EXでは濃い緑色だったアンダーウェアが黒に変更されています。
さて、いよいよ聖衣の分解装着!
左が神話、右が神話EXです。より一層シャープな感じになっている上、聖衣との一体感も進んでいるのですが。個人的に脚の部分があまりにすらっとし過ぎていた感じがしてちょっと気に入らなかったというのもレビューが遅れた理由です。
聖衣との一体感が向上しているのは良いんですが、どちらかというと神話のメリハリのきいたすね部分が気に入っていたので、何となく神話EXの方がのっぺりした感じに思えてしまったんですね。
そしてミロのもう一つ欠かせないポーズがこれ。
ムウ、アイオリアとともにシャカの敵を討つために、サガ・シュラ・カミュのアテナ・エクスクラメーションに対して放った禁断の技、アテナ・エクスクラメーション。その威力は小規模ながらビッグバンに匹敵すると言われています。
神話EXのEXはこのアテナ・エクスクラメーションの意味を含んでいて、早い時期にムウ・ミロ・アイオリアが商品化されたのだと思います。
二つのアテナ・エクスクラメーションが激突するのはハーデス十二宮編でも大きな見所です。
そのアテナ・エクスクラメーションがこれ。
ミロのレビューが遅れた一番の原因がこれです(^^;)。
わざわざ飾っておいたムウとアイオリアを持ち出してきて、ポーズを取らせて撮影するのがすごくめんどくさかったんです。
しかも三体にピントを合わせるには絞りを大きく開ける必要があり、当然シャッタースピードが遅くなるので三脚が必要になります。
ポーズを付けている間にも部品はぽろぽろ落ちますし、やっぱり大変な撮影でしたね。
最後にミロには初回購入特典として、必殺技スカーレットニードルのエフェクトシートが付属しています。
ムウとアイオリア用にも、クリスタルウォールとライトニングプラズマのシートが付いているんですが、その内機会があったら使ってみますね。写真はミロのスカーレットニードルです。