聖闘士聖衣神話 ペガサス星矢(神聖衣) 〜ORIGINAL COLOR EDITION〜

それはとてもバタバタと忙しかった、2009年3月28日土曜日の午後のことだった。
その日は午前3時半から起きていた。寝たのは0時半だから3時間ほどしか眠っていない。
実はこのところ熟睡はしているのだが、早朝覚醒が起こって早く起きてしまうのだ。

寝る気にもなれずにパソコンなどをいじっていた。

そして翌朝一番。まだ8時半にもならないうちに新宿に向けて出発した。

目的は『聖闘士聖衣神話シリーズ』冥衣のもと黄金聖闘士最後の一人・ジェミニのサガの販売日だったからだ。
(多分最初の白羊宮で冥界に返されたキャンサーのデスマスクとピスケスのアフロディーテは出ないだろうから…)

シュラ、カミュに続いての発売。その冥衣は濃い紫色を基調としていて、とてもよい出来だった。

劇中、冥衣がオブジェ型になることはないが、もとの黄金聖衣をベースに、むしろ原作の聖衣分解装着図により近づくように作れている。例を挙げればアクエリアスのカミュの冥衣がある。


右がアクエリアスの黄金聖衣、左が冥衣である。
全体のバランスとか、特に肩アーマーが下から上に向かって取り付けられているのは原作を意識してのことであると思う。

ところが今回冥衣になって、肩や腰のアーマーがプラスティックの可動j重視の関節(フォールディングジョイント)になったことから、冥衣の可動域が広がり、腕を上に大きく上げられたり、冥衣を装着したまま立て膝が出来たりするようになった。

ところがこのフォールディングジョイント、オブジェ状態に組み上げるにはなかなかめんどくさく、組み上げの難易度が黄金聖衣より格段に上がっている。

サガの場合も例外ではなかった。
まずサガの場合、まだ装着させてないので、一応箱の写真から。


かなり格好良く装着できるようだが、当日修理に出していたデスクトップパソコンが帰ってきていたので、OSを誤って二重に入れていたノートパソコンをクリーンインストールして、その待ち時間にオブジェ状態に組んでいた。

それが次の写真である


右が黄金聖衣、左が冥衣。細かいデザインはいろいろ違うが基本的に組み立て方は一緒。
しかしフォールディングジョイントのおかげで小一時間は組み立てに時間がかかった。
完成度が高い分、細かい作業が多い。

そしてその日はもう一つ聖闘士聖衣神話シリーズから特別アイテムが届くことになっていた。

それが『聖闘士聖衣神話 ペガサス星矢(神聖衣) 〜ORIGINAL COLOR EDITION〜』である。
魂ウェブというバンダイのホームページの中にひっそりと出店されている通信販売限定のお店で、他では扱っていないものを扱っている。

今回の『聖闘士聖衣神話 ペガサス星矢(神聖衣) 〜ORIGINAL COLOR EDITION〜』は薄いスカイブルーだったアニメ準拠のペガサスの神聖衣(ゴッドクロス)を原作版仕様に金色にリペイントしたものである。

外箱はこんな感じ。

これはこれでなかなか格好いい。

今日29日もパソコンのインストールの片手間にオブジェ状態に組み上げてみたので公開してみようと思う。


こんな感じ。金色もなかなか似合う。


通常版と並べるとこんな感じ。ずいぶん印象が違う。


少し角度を変えて撮影したもの。大きな黄金色の羽根が格好いい。

しばらくはオブジェの形で飾っておいていずれ装着させてみたいと思う。なお冥王ハーデスに胸を切りつけられた時の破損した聖衣の胸カバーと、ハーデスの剣がボーナスパーツで付いている。

さて、しばらくオブジェ状態で飾っておこうと思っていたのだが翌日の30日の朝3時半くらいに早朝覚醒してしまい、ついでだから装着したものを撮影しようと思いたった。

まずは普通に装着した状態。後ろに重心が来るので自立は困難。スタンドを使った。

全身金色。特筆すべきはそれだけだが胸のパーツがうまく合っていないらしくとても取れやすい。


羽根を広げた状態。死を司る神タナトスとの戦いではこの翼で見事な空中戦を演じた。


マクロレンズ初撮影。顔の造形はなかなかハンサム。ちょっとマスクの前の部分がずれてしまった(^^;)。


これもマクロレンズで。マスクを外した状態。前髪を交換することで再現できる。


ボーナスパーツの冥王ハーデスの剣が神聖衣を貫いて星矢を刺した場面の再現。
剣がなかなか胸アーマーの穴に固定しないので苦労した。


横から見るとこんな感じ。アテナを守る聖闘士の見せ所!


通常版とツーショットとにかく羽根が大きくて重ねないと撮影できない。


通常版(アニメ準拠カラー)の顔のアップ。これはこれで格好いい。


原作版準拠カラーの顔のアップ。ここではさっきずれていたマスクの前の部分が直っている。

なかなかこうしてみると、通常版(アニメ準拠)、ORIGINAL COLOR EDITION(原作準拠)ともに格好いいです。
全ての聖衣を超えて限りなく神衣に近づいた神聖衣。現在の高い技術でフィギュア化されるというのは嬉しいですね。