聖闘士聖衣神話EX アクエリアスのカミュ

2014.12.27..バンダイから、聖闘士聖衣神話シリーズの黄金聖闘士最後の一人、「アクエリアスのカミュ」が届いた。第一弾のサガの発売が2011年の8月だから、2年4ヶ月かけて12人の黄金聖闘士が勢揃いしたわけである。

このシリーズは、聖衣が分解してオブジェ形態になり、なおかつ装着したときには劇中そのままのシルエットと可動性を有し、世界的に見ても聖闘士星矢ファンにとっては最高峰と言えるフィギュアである。
中でも黄金聖闘士は人気が高く、このアクエリアスのカミュもネット上の量販店で予約したときには2秒で売り切れになった。

そんな聖闘士聖衣神話EXの技術の総決算とも言える最後の一人、アクエリアスのカミュを見ていこう。
まずはパッケージから。

さすがと言わんばかりの格好良さ。人気なのも分かる。

早速中身を開けて、聖衣をオブジェ状態に組み上げてみた。

黄金聖衣とは言っても一体一体微妙に色合いは違い、アクエリアスの黄金聖衣はかなり銀色がかっている部品が多い。
また、個人的な好みでは、聖闘士聖衣神話のアクエリアスの冥衣のように、肩アーマーが下から付いている、原作に近いバージョンの方が好みではあったが、まぁこれはこれで格好いい。

次に比較として神話のアクエリアスの黄金聖衣を見てみよう。


2枚目の写真の左が神話のものである。部品の配置はほぼ同じだが、神話EXの方がきっちりとまとまっている。
また、この写真からでも神話聖衣の方が手足が長く顔は小さいことが分かる。

次に素体を比較してみたい。

左が神話である。実はこの時点では神話EXに付いていた後ろ髪を付けるのを忘れてしまって撮影している。
気がついたときには聖衣を装着後だったので、聖衣を外すのもめんどくさかったため、後ろ髪については後で撮影したものを示す。

神話EXでは素体と一体型にするための細長い特徴のある素体である。
そしていよいよ、聖衣の分解装着!!

神話EXのアクエリアスのカミュである。特に組み立てに手間取ることもないし聖衣のポロリも無いのはさすがである。なおこのカミュはアニメ準拠版のため上腕アーマーは外してある。

これも神話と比較してみる。

神話の方が甲冑然としているのに対し、神話EXでは劇中そのままのスマートなシルエットになっている。
後ろ姿はこんな感じである。

神話の方は髪の中に2箇所ジョイントが組み込まれている独特なものであるが、神話EXの後ろ髪はシンプルな造りである。
後ろ髪も首のジョイントに通す部分が輪っかになっていて、ぽろりと外れることも無い。マントの質感も布と三枚羽根の硬質素材のものの違いがよく分かる

次に原作仕様の上腕アーマーを装着したものを見てみよう。

上腕アーマーを装着すると、より神話の方が甲冑然とした感じになる。神話EXの方はスタイリッシュである。

顔の表情も多数付属する。


上から順に、通常顔、叫び顔、見下した顔、瞑目した顔、それにリュムナデスのカーサが化けたときの邪悪な笑い顔まで付いている。

そしてついに可動はここまで来た!必殺技オーロラエクスキューションの”ため”のポーズが作れるのだ。この可動はすごい。
上腕アーマーは外す必要がありそうだが、したままで試して壊すのももったいないのでしなかった。
これだけで可動は十分すぎるのだから。

オーロラエクスキューション!

十二体全てが揃いました。