聖闘士聖衣伝説 サジタリアスアイオロス
『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』(セイントセイヤ レジェンド オブ サンクチュアリ)は、2014年6月21日封切られた聖闘士星矢のCGアニメである。
星矢たち5人の青銅聖闘士と、サンクチュアリを守護する12人の黄金聖闘士の激闘を描いた物語で、「聖闘士星矢 十二宮編」を原作にまったく新解釈で星矢たちの戦いを描いている。
ストーリーや聖衣の形状などは賛否両論あるだろうが、CGアニメとしての出来は一級品だったと思う。
例えば星矢が聖衣を装着する場面などは、まず星矢がドッグタグを地面に投げると、ドッグタグが落ちたところに魔方陣が広がり、ペガサスの聖衣箱が現れる。そして箱のペガサスがいななくと同時に全体が跳ね上がる天馬の姿のオブジェ形態になり、星矢がその背中を駆け上ると、オブジェがバラバラに分解し、空を舞う星矢の身体に聖衣が装着される。ここのCGなどは素晴らしいの一言に尽きる。
その映画の中で、重要な役どころを演じるのが射手座の黄金聖闘士・サジタリアスアイオロスである。
映画の冒頭で、サガとシュラと激しい空中戦を演じ、シュラから致命傷を負いながらも、赤子のアテナを城戸光政翁に託し、やがてアテナを守る聖闘士たちが現れるだろうと言い残して逝ったアイオロスは、出番が短いながらもインパクトが大きかった。
「聖闘士星矢 LEGEND of SANCUTUARY」で登場した黄金聖闘士をフィギュア化した、バンダイの聖闘士聖衣伝説というシリーズからサジタリアスアイオロスが発売されたのは、2015年4月18日。ジェミニサガに続く第2弾であった。
聖闘士聖衣神話EXなどとは違い聖衣着脱のギミックはないが、造形的には申し分の無い造りになっている。
ジェミニサガがツートンカラーの聖衣であまり格好のいいものではないのに対し、サジタリアスアイオロスは非常に洗練された出来になっている。
黄金聖闘士らしい堂々とした造形である。
顔のアップはこんな感じ。
原作やアニメのアイオロスとはずいぶん感じが違うが、これはこれでワイルドな感じで格好いい。
マスクはこの映画では基本的にヘルメット型で、アイオロスも例外では無い。
髪の毛は外し、差し替えで前髪および後ろ髪はマスク着用用のものを使う。
後ろから見た姿はこんな感じ。
また、さらに小宇宙が高まると顔にもマスクが装着され、フルフェイスになる。
フィギュアでは顔パーツと差し替えて使用する。
また、闘志を漲らせた「叫び顔」が付属する。
パーツ差し替えで、左腕に弓を展開し矢を射るポーズが取れる。